【米国不動産】先進国と新興国のよいところを併せ持つアメリカ

2015年5月1日

 

米国不動産投資書影
成熟国家としての安定を求めるばかりでなく、常に新しいフロンティアに向かってチャレンジしていくことに価値を置くアメリカ。もしかしたら、その二面性がアメリカ経済の強さの正体なのかもしれません――。

 

増え続ける人口に、右肩上がりの賃貸需要。巨大な中古マーケットが築古の物件にも高い建物価値を与え、その結果、日本では大きな減価償却メリットが生じる。世界トップクラスといえる公正・透明な取引ルール。そして、最強通貨ドルの現物資産保有――いま注目される米国不動産投資を真正面から取り上げた書籍『本命 米国不動産投資』。カメハメハWEBでは、その内容の一部を特別公開いたします。


どうして米国の不動産市況は、サブプライムショックによる暴落を、わずか6年間で回復できたのでしょうか。それは、米国が進取の気性に富んだ国だからです。

 

言うまでもなく米国は先進国です。ただ、欧州や日本など他の先進国とはひとくくりにできない面があります。それは先進国であるとともに、進取の気性に富むという、新興国の要素も多分に持っていることです。

 

それは、ベンチャー企業を育てる国というところからも、察することができるでしょう。コンピュータ産業、生物化学産業、軍需産業、宇宙産業など、ひとつずつピックアップしていくと、すべてにおいて米国の企業がトップを占めています。

 

例えばグーグルは、もともとスタンフォード大学の博士課程で学んでいたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンという2人によって創設された会社です。最初はそれこそボロ小屋のような、友人のアパートで創業されたのが、今や世界のグーグルにまで成長しました。

 

シェールガスやシェールオイルの採掘も、ベンチャー企業が成功させたことです。当初、メジャーと呼ばれている巨大石油資本は一切手を出しませんでした。なぜならシェールガスやシェールオイルは、「シェール層」と呼ばれる層からガスやオイルを採掘するのに、非常に高い技術的なハードルをクリアする必要があるからです。メジャーは中東で石油を確保できるので、わざわざそのような技術的チャレンジをする必要がなかったというわけです。

 

ところが、ベンチャースピリットに富んだ米国の起業家は、そこでいろいろな技術を考えるわけです。それが非常に優れた技術であるということが分かったら、米国という国は、そこに一気に資金を投入します。既得権益を持った大企業が、ベンチャー企業をつぶしにかかるのではなく、ベンチャー企業を育てていこうとするのです。これが、米国の成長を支える源泉になっています。

 

だから、国の動きが非常にスピーディです。世界中のニュースをはじめとする、あらゆる情報がどんどん入ってきますし、この先、何が起こるか分からない面白さがあります。変化に富み、本当にさまざまな人種が生活しています。そして、何よりもルール作りが上手いのです。例えばオイルショックが起こった時、米国では「奇数・偶数制」という制度が取り入れられました。これは、日にちが偶数の時は、ナンバーの末尾の数字が偶数の車だけしか、ガソリンスタンドでガソリンが入れられないというものです。逆に日にちが奇数の時は、ナンバーの末尾の数字が奇数の自動車のみ、ガソリンが入れられることになります。

 

こういうルールがあっという間に出来上がっていきます。日本がもし同じことをしようと思ったら、恐らく半年や1年はかかるでしょう。このように、国のルール作りもあっという間に、しかも非常に上手いやり方で、出来上がっていくのです。こうしたスピードの速さが、サブプライムショックのように大きな経済危機に直面しても、柔軟かつスピーディに対処し、一刻も早く原状復帰を目指して動いていくことにつながっていきます。だから、米国の不動産市況は、日本とは比べ物にならないくらいの短期間で、回復軌道に乗ったのです。

 

本コラムは、書籍

『本命 米国不動産投資』(ニック・市丸著 幻冬舎メディアコンサルティング)

からの抜粋です。

 

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