【米国不動産】販売数は新築の4倍、米国不動産における中古住宅

2015年7月2日

 

米国不動産投資書影
日本とアメリカの不動産市場の大きな違いのひとつに、中古不動産に対する考え方や価値観があります。年間の販売数では中古住宅は新築の4倍もの取引があります。その背景には――。

 

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米国不動産の流動性の高さについては、中古不動産市場を抜きにして語ることはできません。米国は日本と違い、新築物件よりもむしろ中古物件のほうが活発に取引されています。米国では中古住宅販売だけで年間で600万件程度が取引されています。

 

この件数がいかに多いのか、ということについては、米国での新築住宅販売件数と比較すれば分かるでしょう。大体年間の平均で140万件程度です。つまり、米国では新築の販売件数に対して、中古住宅の販売件数は4倍以上にもなるのです。

 

一方、日本の場合はどうなのでしょうか。日本の場合、新設住宅着工件数で見ると、年間の平均値で120万戸前後です。そして中古の販売になると、わずか15万戸しかありません。何と8分の1程度です。

 

どうしてこれだけの差が生じてしまうのでしょうか。これは住むところに対する日米の考え方の違いが大きいと思います。

 

日本の場合では、一度住む場所を決めたら、とことん、そこに住み続ける定住型が一般的です。つまり家は一生に一度の大きな買い物といえます。

対して米国の場合では、1軒の家に生涯住み続ける人は、むしろ少数です。その時々の家族構成や状況によって、どんどん住む場所を変えていきます。したがって、新築物件よりもすぐに手に入る中古物件のほうが、米国人のライフスタイルに合うというわけです。

 

新築物件と中古物件に対する考え方の違いは、当然に不動産価格にも影響を及ぼします。

日本の不動産価格は、新築の時が最も高く、たとえ1日でも誰かが住めば、その時点で中古物件になり、不動産価格が大幅に下落します。実際、中古物件になった途端に、新築物件に対して3~4割も不動産価格が下落するとまでいわれています。

 

新築物件を買ってすぐに3~4割も資産価値が目減りしてしまうのであれば、所有する不動産は売買する対象ではなく、仮に引っ越すとしても、物件を保有したまま賃貸に回すしかなく、結果、中古物件の流動性が低くならざるを得ないのです。

 

これに対して米国の不動産市場は、中古物件でも非常に高い流動性を持っています。これは、米国不動産の価値判断基準が、日本のそれとは大きく異なるからです。

 

本コラムは、書籍

『本命 米国不動産投資』(ニック・市丸著 幻冬舎メディアコンサルティング)

からの抜粋です。

 

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