【海外不動産】注目度を増す英国学生寮マーケット

2015年5月18日

 

kaigaifudousan_column35
イギリス学生寮という投資対象が、日本でもじわじわと認識され始めていますが、世界的な不動産投資会社であるCBREも、イギリスの学生寮に関するレポートを公表し、その中で「イギリスの学生寮が不動産マーケットにおいて劇的な成長を遂げており、2014年11月から現在に至るまで24億ポンド(約37億ドル)が学生寮に投資されている。イギリスの学生寮は不動産マーケット内において主流な投資対象であり、今後も大きな注目を集めていくだろう」と述べています。

 

また2014年度のUCAS(イギリスの大学に入るための総合出願機関)のレポートによりますと、2014年度だけで約70万人がUCASに願書を提出したとのことです。イギリスの教育機関は世界中から高い評価を得ており、2012年に年間の学費が3,000ポンドから9,000ポンドへ3倍も値上がりしたにもかかわらず、入学希望者数は現在も増加し続けています。UCASでは今後も入学希望者数が増加し続けることを予測しています。

 

UCASへの出願数の増加は、海外からの入学希望者が増加していることが、最も大きな理由となっています。現在、イギリスはアメリカに次いで世界で2番目に人気の留学先となっています。EU圏外からの留学生は2010年では約65,000人であったのが、2014年には約75,000人に増加しています。ちなみにイギリスにおける留学生の割合はアメリカの大学よりも高く、全体の約27%にあたります。

 

イギリスへの留学生の増加によって、学生寮の需要も大きく増加しています。英国学生連盟(National Union of Students)のレポートによると、留学生の52%が一般の住居ではなく学生寮に住むことを希望しているとのことです。

 

また学生寮という括りをはずして考えてみても、イギリスの地方都市での不動産投資利益率は、2012年には9.75%、2013年には9.95%、そして、2014年には10.86%と年々増加し続けています。特に賃貸料は郊外の方が値上がりしやすい傾向があり、2014年8月のデータによれば、ロンドン不動産の賃貸料は1.18%上昇しているのに対し、郊外の不動産の賃貸料は2.51%も上昇しています。

 

これらのことから、イギリスの不動産、特に学生寮に対して、世界中の投資家から注目が集まっている理由が、理解できると思います。

 

<執筆>英国ディフィニティブ不動産(Definitive Property Group Limited)
清水 泰輔氏

2015年5月18日付

 

【海外不動産セミナー】

レジデンス投資+新アセットクラス「学生寮」投資で注目集める

イギリス不動産投資の可能性


~世界有数の人気不動産マーケットの現状と最新投資案件


2015年10月3日(土)15:00~16:30開催・参加費無料 詳細・お申込みはコチラから

 

この記事はお役に立ちましたか? 幻冬舎総合財産コンサルティングが運営する無料会員組織「カメハメハ倶楽部」に登録すれば、最新の関連情報やセミナー/イベントの開催情報などをいち早くお受け取りいただけます。無料会員登録は、登録フォームからどうぞ。