【海外不動産】英国、5月も住宅価格の最高値を更新

2015年7月7日

 

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イギリスにて5月に行われた総選挙の前には、住宅市場に不透明感が広がっていましたが、与党・保守党の大勝という結果によって、この不透明感は解消されてきています。大手不動産検索サイトRightmoveは総選挙の結果が出たあとの、イングランドとウェールズの住宅市場の動向についてレポートを出しました。そのレポートに関して、Daily Expressのウェブ版であるExpress.co.ukで解説がされていますので、ご紹介いたします。

 

供給量の不足が需給バランスを崩す

 

大手不動産検索サイトRightmoveがまとめたレポートによりますと、2015年5月における不動産の平均価格は、前月より8,218ポンド上昇し、294,351ポンドと過去最高値を更新したとのことです。

 

前月4月に続いて最高値を更新した背景には、マーケットに供給される物件数が減少し、需要に供給が追いついていない傾向が顕著となったためだと推測されています。

 

イングランド中部と同じく南部においても不動産の売却希望価格が過去最高を記録しましたが、これも同じく、需要に対して十分な住宅数が供給されておらず、需給バランスが崩れていることが原因だといいます。

 

住宅市場に出る新規住宅数は前年同月比で8.5%下落、また4月にも3.9%落ち込んだと、同社のレポートは報告しています。住宅市場関係者は潜在的な購入者と売却者が5月7日の総選挙が終わるまで、売買を控えた可能性があることを指摘しています。

 

RightmoveのディレクターであるMiles Shipside氏は、現在の住宅市場を次のように解説しています。

 

「総選挙が終わり、市場が落ち着きを取り戻し、住宅への需要は強まっている。こうした状況の中でも、好転しないのは供給される住宅の数だ。選挙後も市場への住宅供給数は低水準となっており、これは市場関係者が予想していなかった出来事だ。現時点までに、多くの潜在的な物件売却者は売却を決めきれずにいる。そのため購入希望者は、住宅価格の上昇と、購入可能な住宅の限定という現実に直面している。」

 

2015年5月時点で、各地での住宅売却希望価格の平均は、ロンドン613,922ポンド、イングランド南東部287,776ポンド、イングランド南西部309,407ポンド、イングランド東部188,962ポンド、東ミッドランズ188,962ポンド、西ミッドランズ201,223ポンドとなっており、それぞれ過去最高を記録しています。

 

一方で、売却希望価格の平均が下落したエリアは、ウェールズとイングランド北東部だけで、ウェールズでは1.4%下落して174,680ポンド、イングランド北東部では0.3%下落して144,210ポンドとなっています。

 

同氏は「2015年下半期の住宅市場は、英経済への外的要因からの打撃がなければより活発となるだろう」と最後にコメントしています。

 

出典:http://www.express.co.uk/finance/city/584440/Housing-prices-market-UK-England-Wales-property-estate-agent-Rightmove

 

<翻訳・編集>英国ディフィニティブ不動産(Definitive Property Group Limited)
清水 泰輔氏(2015年7月7日付)

 

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