海外不動産視察ツアーinスリランカ(10月13日~17日)報告(その3)

 

海外不動産視察ツアーinスリランカの報告<その3>です。

※<その2>はリンク先をご覧ください。

 

 2日目(10月14日)

 

9時15分にホテルロビーに集合し、最初のミーティング場所であるワールドトレードセンターへ。ビジネストリップでスリランカに来た方であれば、必ず一度は訪れたことがあるであろう、オフィスの集積地です。投資庁(BOI)や、コロンボ証券取引所もこのツインタワー内にあります。

 

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まずは、同じワールドトレードセンター内にある、コロンボ証券取引所の内部を特別に視察させてもらいました。

 

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コロンボ証券取引所としては1985年の設置ですが、スリランカでの株式売買の歴史は古く、1800年代の終わりごろから組合形式で行われていたようです。システム化は早く、1990年代前半には日本でいう保振(ほふり)がスタートしています。現在は上場企業288社、時価総額1兆8000億円ほどの市場規模となっています。

 

一行はワールドトレードセンターを後にし、次の訪問先であるパンアジア銀行本店へ向かいました。

 

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パンアジア銀行は、当然ながら銀行法上のライセンスを受けた商業銀行であり、コロンボ証券取引所に上場しています。1995年に設立され、現在国内に76の支店を有します。日本人を役員に迎えており、ワールドトレードセンター内に唯一支店を出している銀行でもありますが、こちらで、外国人がスリランカ不動産を購入する場合の、ローンについてのプレゼンテーションを受けました。

 

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日本人が海外不動産投資を行う場合、日本の銀行からの融資は不可、現地銀行での調達はハードルが高い、というのが通例です。償却メリットや海外現物による資産分散という効果を追求しつつも、レバレッジという面で二の足を踏まれる方も多いかと思います。そんな中、パンアジア銀行では、日本人に対して、円・ドル・ポンドでの、不動産投資に特化したプログラムを持っています。LTVやその他の条件面の詳述は差し控えますが、日本人にとって決して高くないハードルと感じました。これも、日本人の役員まで迎えている同行ならではともいえます。

 

同時に、スリランカルピー建ての、高金利(十数パーセント)定期預金の紹介などもありました。

 

ランチは、パンアジア銀行の方々とともに、昨年リニューアルオープンしたばかりのキングスバリー・ホテル(Kingsbury Hotel)でビュッフェを楽しみました。こちらもフォート(コロンボビジネスの中心地)にある、ラグジュアリーホテルです。インド洋の景色を見ながらの食事、ビジネスセッションの続きとなる質疑応答と、充実した体験となりました。

 

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ご希望者の銀行関係の手続きを済ませた後、建設中のコンドミニアム視察に出かけました。

 

地理の授業で習ったかもしれませんが、スリランカの首都は実はコロンボではありません。スリジャヤワルダナプラコッテです。こちらはコロンボから東に車で30分くらいのところですが、視察した物件は、コロンボ市内の首都寄り、国会議事堂まで5分という閑静な地域です。スリランカローカルのデベロッパーが開発する案件であり、同地域に、すでに2棟のコンドミニアムを建築し完売しています。1棟は20階建て、もう1棟は31階建てのラグジュアリーコンドミニアムであり、国会議事堂だけでなくゴルフ場も車で5分という、川と自然に囲まれた、コロンボ中心地の喧騒から離れた居住空間となっています。

 

既存の31階屋上プールから、コロンボ中心地を眺めると、このような景色になります。

 

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左に見えるのが、国会議事堂です。日本の建設会社が建てたとのことです。

 

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この31階建てのコンドミニアムの隣に建築中なのが、今回視察対象のプロジェクトです。

 

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こちらの物件も31階建てで、127戸あります。2014年半ばの完成予定で、すでに8割以上が販売済です。2BedRoomsから4BedRoomsまであり、1000万円台から4000万円台までの価格帯となります。海外の投資家、海外在住のスリランカ人、スリランカの富裕層が購入主体となり、居住するのは外国人および現地の医者や会社経営者などです。外国人は現在、投資庁の認可プロジェクト以外では、スリランカでは土地は購入できません。コンドミニアムのある一定階以上という購入制限がありますので、こういった物件が我々の投資対象となります。

 

ちなみに現在のコンドミニアムの駐車場には、高級車が並んでいました。

 

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本日の夕食は、デベロッパーチームとともに、ペントハウスでのパーティーとなりました。

 

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以上で、2日目(視察初日)を終了しました。

 

3日目に続く。

 

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