【M&A】会社売却の準備をいつから行うか(1)

 

「先んずれば人を制す」というように、準備は早めに始めるにこしたことはありません。

 

オーナー社長自身や会社の状態(自身の健康状態、事業や利益の推移など)をよく把握した上で、一番よい時期に会社を売ることができればハッピーです。

 

逆に、焦ってしまったがために買い叩かれるようなことがあれば、これまでの長年の努力が水泡に帰してしまいます。

 

極論すれば、会社をつくったときから売ることを考える

 

M&Aの本家、米国では、社長は会社を創業したときから、常に売却できる態勢を整えておくケースもあります。

 

そこまでドライに割り切ることはなくても、「ウチの会社を売るとすれば、相手はどんな会社がいいだろう?」とか「実際に会社を売りに出せば、どれほどの値がつくのだろう?」などと、折に触れて考えておくことは決して無駄ではありません。

 

日々の本業のことだけでなく、「誰が何を求めて、いくらくらいで買いたがるか」を考えておくことが、会社を客観視することになるからです。

 

 

(その2)に続きます。

syoei_maこの記事はGTAC編著
『オーナー社長のための会社の売り方』
(2013、幻冬舎メディアコンサルティング)
より転載したものです。

 

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