【M&A】「よい買い手」と「あまり好ましくない買い手」とがある(2)

2014年5月25日

 

マネーゲーム感覚でM&Aを考えていないか?

 

この他にも、あまり好ましくないといえる買い手がいます。それは、マネーゲームのような感覚でM&Aを行おうとする会社です。

 

中小企業だけでなく、上場している大企業のなかにも、そういった傾向をもつ企業があります。

 

端的にいうと、そのような買い手は、売り手の会社の事業内容や今後の成長性、従業員の能力といった要素をあまり重視しません。

 

そんなことよりも、

「手っ取り早くいくら儲かるのか?」

だけを気にします。

 

世の中には、今後の展望によいストーリーが描けなかったりして、本来評価されるべき金額より、安い値段で買える会社もあります。

 

そのような会社を、「とにかく安く買い叩ける会社ならば買いだ!」といった姿勢で狙っている買い手には注意が必要です。

 

このような儲けしか眼中にない買い手は、バブル期に本業そっちのけで不動産転売に血眼になって没落していった多くの企業・経営者と、本質的には同じといえるでしょう。

 

シナジーを求めず、ただ安いから「買い」

 

もう一つ、あまり好ましくない買い手といえるのは、適正な売り値を常識外に安く「買い叩こう」とする会社です。

 

できる限り安く買おうというのは、先にも述べたように営利企業として当然の発想ですが、会社には適正な評価額というものが存在します。

 

そのことを基本的に理解できないような買い手については、交渉するだけ時間のムダと考えたほうがよいでしょう。

 

 

(その1)に戻る。

 

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