【生命保険・財務】財務担当者が「自動振替貸付制度」を多用する理由
生命保険の「自動振替貸付制度」というものをご存知でしょうか?
自動振替貸付制度とは、
保険用語で「APL=オートマチックプレミアムローン」といい、
・保険料が支払えない場合に、保険会社が保険料を立て替えてくれる
制度です。保険会社から「保険料分」のお金を借りられる
というものですが、
・保険料を支払った場合の後の、解約返戻金の範囲内
で保険料を立て替えてもらうことができます。
例えば、保険料を、年1000万円×5年、計5000万円支払ってきて、
次の6年目の保険料「1000万円」を支払ったら、
解約返戻金が6000万円となる場合、この6000万円の範囲内であれば、
保険料を立て替えてもらうことができます。
この自動振替貸付制度、実は「無担保・無保証」「返済時期自由」のもので、
いずれ、解約返戻金を受け取ったり、
保険金を受領するときに、金利と一緒に差し引かれるものです。
負担になるものは2つで、
年2~3%の利息がかかることと、保険会社に書類を提出することです。
しかし、利息についても、返済時期は自由であり、
解約や保険金受領のときに差し引かれます。
●保険料を支払っていないのに「経費」で落とせる?
気になる経理処理ですが、
いったん立て替えてもらった保険料分を「借入金」で処理します。
(以下、略)・・・・・・・・・・・
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生命保険コラムvol.016 <執筆>GTAC 2014年8月15日付
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