【生命保険・節税】法人税の「繰り述べ地獄」から脱出する方法
今回は、すでに法人保険などを活用して
「利益の繰り延べ」を実施しているものの、
出口に困り、「繰り延べ地獄」に陥ってる方が、
よく採用するスキームについてお伝えします。
※細かな処理を除き、スキームの説明のみをお届けします。
全額損金タイプで落としてきた保険を解約すると、
解約返戻金の全額が「益金」として計上されるため、
大きな損失をぶつけないと、
繰り延べてきた税金を支払う可能性が出てきます。
解約することを、業界的には「益出し」とも言いますが、
特に、全額損金タイプから1/2損金タイプに切り替える場合には、
これまでに繰り延べてきた全額損金タイプの効果を
消してしまうことがありますので、
安易に切り替えをすることは危険といえます。
そんな中で、「繰り延べ地獄」に陥っている方が
採用するスキームは3つあります。
1つめは、
前回のコラムでお伝えした「失効」の仕組みを利用した方法
2つめは、
一部解約を行い、少しずつ「益出し」をして益金を計上し、
新しい繰り延べスキームに切り替えていく方法
3つめは、
一気に新しい保険に切り替え、経理上、ほぼ全額損金を維持したまま、
最終的には個人に移転させ、法人での益出しの心配を回避する方法
本日は、この3つめの方法について説明します。
例えば、解約返戻金が1000万円出てしまい、
全額が益金計上となるという状況の場合、
この解約返戻金1000万円を新しい保険の保険料として、
新しい保険に充当します。
(以下、略)・・・・・・・・・・・
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生命保険コラムvol.020 <執筆>GTAC 2014年9月12日付
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