【海外活用】ANAがカンボジアへの直行便を検討へ

 

28a3e07cc579cb9de7b5af2dba089bc8_mカンボジアの英字紙であるプノンペンポストは、全日本空輸(ANA)がカンボジアへの就航を検討しているとする、航空業界の研究機関であるCAPAによる調査をもとに、記事「ANA to expand into Cambodia」を配信していますので、ご紹介します。

 

●東南アジアの成長と需要の増加を見込んで路線を拡大

 

調査によれば、ANAは日本航空(JAL)に対抗するために、2012年12月より東南アジア路線の座席定員を44%増やすなどし、東南アジア路線に力を入れていており、カンボジアへの就航もその方針の一環だと記事は伝えています。これにより、東南アジア市場でのシェアを14%増やす計画だということです。現在ANAは、東南アジアでは、バンコク、ハノイ、ホーチミン、ジャカルタ、マニラ、シンガポール、ヤンゴンなど、7路線を就航しているとのことです。

 

具体的な就航先としては、アンコール・ワットから近く日本人観光客が多く訪れるシェムリアップか、ビジネスでの渡航者が多くいる首都プノンペンが挙げられていると記事は伝えています。日本からカンボジアへの直行便はいままで就航していませんでした。

 

記事は、「ANAはこれまでもカンボジアへの就航を検討していたが、正式な申請はなされてこなかった。もし日本-カンボジアを結ぶ直行便が開始されれば、日本人の観光客はますます増えるだろうし、2005年以降、日本人旅行者数はカンボジアへの旅行者数全体の中でも大きな割合を占めていることを考えれば、直行便が就航するのは当然のことではないか」という、官民合同ツーリズム・ワーキング・グループの共同代表のコメントを引用して記事を締めくくっています。

 

出典記事:http://www.phnompenhpost.com/business/ana-expand-cambodia

 

海外活用コラム 執筆:GTAC(2015年1月15日付)


 

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