【海外活用】原油価格下落でベトナム経済が活性化!?

2015年1月28日

 

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ベトナムでは間もなく旧正月を迎えますが(2015年は2月19日)、今年のベトナムの人々は例年よりも高級なご馳走や豪華な飾り付けを用意し、いつもよりも華やかにお祝いをすると言われているそうです。それは世界的な原油価格の下落の恩恵を受けているためだということで、Bloombergは原油価格下落によって、原油輸入国であるベトナムの経済が活性化されているという記事を配信していますので、ご紹介いたします。

 

●改善する消費者の購買力と企業利益

 

原油価格の下落によって、先月のベトナムのインフレ率は、この9年間で最も緩和され、家計所得の向上につながっていると記事は伝えています。この現象は、原油を輸入している他のアジア諸国でも見られ、個人消費の回復によりベトナムの経済成長率は2011年以来初めて6%に届くと予想されているそうです。ベトナムの国内総生産は5.98%増加、小売売上高は6.3%増え、さらには自動車の販売も43%増加したことからも伺えるように、原油価格の下落によって消費者の購買力と企業の利益率が、昨年度大幅に改善したと記事は伝えています。

 

一方、赤字体質の国営企業の再編と、銀行が抱える不良債権問題を解決しない限り、低い原油価格による経済的利益は続かないと記事は指摘しています。「原油価格の下落によりビジネスや家計への負担が減り、消費は上伸びしている。しかし国全体の経済が改善されいるわけではないので、注意が必要だ」という、エコノミストのコメントを記事は掲載しています。

 

中央銀行が金利を切り下げたにも関わらず、融資残高が思うように伸びないことも、経済にとって不安要素であると記事は伝えています。また政府は輸出が伸びることを予想していますが、グローバルな経済的不均衡の拡大により、貿易が抑制される可能性も危惧されています。

 

出典:http://www.bloomberg.com/news/2015-01-13/tet-peach-tree-signals-vietnam-spending-rebound-southeast-asia.html

 

海外活用コラム 執筆:GTAC(2015年1月28日付)


 

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