【海外不動産】欧州投資家の狙いはロンドンからベルリンへ

 

今回は、ベルリン不動産投資を考えるうえでも大切な「ヨーロッパの不動産マーケットは、今どうなっているのか」をテーマに取り上げます。

 

現在、ヨーロッパの不動産業界には巨額の資金が流入してきています。その背景としては、銀行融資による不動産ローンが組みやすくなり、手軽に投資が可能になったことが挙げられます。実際、2014年には不動産市場への投資総額が10〜15%上昇するという見込みもあります。

 

では、その中でも注目される地域はどこでしょうか。ヨーロッパのあるグローバル投資アドバイザーは、「今後、欧州市場の価値が上がる中で、焦点となるのは、イギリスとドイツ。」という予測をしています。

 

ここで見逃せないのは、投資家たちの動向の変化です。

 

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ベルリン・フリードリッヒ通り(Photo by Wolfgang Scholvien)

 

今までヨーロッパにおける投資先といえば、ほとんどがロンドンでした。しかし、ロンドン不動産市況は現在、バブルの真っただ中ともいえる状況で、投資コストは高くなるばかりです。
『Emerging Trends Europe Survey』(欧州トレンド調査)によると、調査回答者の約60%が、ロンドンをはじめとする既存の優良資産は高すぎると答えています。

 

それゆえ、欧州の投資家たちの間では、投資のターゲットを広く求める動きが顕著になっています。さらにReal Capital Analytics(不動産資産分析)によると、2013年より、投資家たちはロンドンやパリといった”Tier 1(既存の)”都市から、ベルリンのような”Tier 2(新たな)”都市へシフトし始めていることがわかるのです。

 

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(Source: Emerging Trends in Real Estate, Europe 2014, pwc & U.L.I.)

 

この調査にはさらにポイントが二つあります。まず一つ目は、調査が行われた2013年当時、モスクワはベルリン同様にTier 2のカテゴリーにありましたが、現在、ロシアの政治不安の影響で人気が薄れてきているということ。

 

もう一つのポイントは、上位にあるロンドンとパリの場合、国(イギリス、フランス)が、政治、経済、メディアの首都一極集中システムを取っていますが、ドイツの場合、政治のベルリン、経済のフランクフルト、ビジネスのミュンヘンといった具合に、力を入れる都市を分散するシステムを取っているということです。

 

そのため、不動産マーケットの注目都市として、各国が1都市しかリストに入っていないのに対し、ドイツからは3都市がリストに入っているのです。

 

<執筆>株式会社ウィンドゲート 副社長兼ベルリン支社長 ベンジャミン・グロス

2014年10月8日付

 

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