【海外不動産】価格上昇が続くベルリン不動産
政治、経済、文化など、あらゆる面で大国の首都にふさわしい街であるにも関わらず、ベルリンは、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ローマ、シドニーといった世界の大都市と比べて、不動産価格が「高過ぎない」という点で理想の街と言われています。
しかし、現時点での不動産価格の安さだけがベルリンの魅力ではありません。大事なポイントは、ベルリンが「長期的な成長過程にある」ということです。すなわちベルリンでは、今後、不動産価格が上昇し続ける可能性が高く、実際にそうなれば大きなキャピタルゲインが見込めるのです。
現に、ドイツ最大の不動産ポータルサイトImmobilienscout 24.deによると、ベルリンの新築物件価格は、2012年から2013年に13.1%も上昇しています。
ベルリンは、緑が多く、住み心地の良い街です。アートやファッションなどのイベントが年中絶えません。その一方で生活費はリーズナブルであり、クオリティ・オブ・ライフ(質の高い生活)のある街といえるでしょう。実際、ヨーロッパ各地からたくさんの人が移り住んできており、最近では大企業も注目を寄せています。
●価格はロンドンの約4分の1だが・・・
不動産投資で重要な要素は3つあります。
①不動産価格の上昇見込みがある
②賃料の上昇見込みがある
③物件が位置するエリアの空室率が低い
①の不動産価格の上昇見込みについて説明します。どれだけ大きなキャピタルゲインを得られるかは、いうまでもなく不動産価格の動向にかかっています。とりわけ、将来、不動産を売ることを前提として不動産購入する場合、購入時の価格からどれだけ成長できる見込みがあるかが重要です。
さまざまな企業や団体が、不動産投資市場の評価を行っています。その中でもPricewaterhouseCoopers (PwC)が行ったEmerging Trends in Real Estateは、ヨーロッパの不動産市場にフォーカスしたレポートですが、それによると、他の主要都市を押さえ、ベルリンは最も成長見込みがあると評価されました。
ベルリンの不動産の良さをわかりやすく説明するために、ロンドンの住宅不動産とベルリンの住宅不動産を比較してみましょう。現在、ユーロよりもポンドが強いという背景もあり、物件の価格自体はロンドンの物件のほうが約4倍高いのですが、過去3年間の価格の上昇率を見ると、ロンドンが約17%に対して、ベルリンは約39%となっています。つまり、ベルリンは、ロンドンよりも安価に物件購入が可能なうえ、大きなキャピタルゲインを得られる可能性があるということを示しています。
PwCが、ベルリン不動産に対して非常に高い評価をつけたことも、こうしたデータをみると納得できるのではないでしょうか。
<執筆>株式会社ウィンドゲート 副社長兼ベルリン支社長 ベンジャミン・グロス
2014年10月15日付
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