海外不動産視察ツアーinスリランカ（10月13日～17日）報告（その5）
海外不動産視察ツアーinスリランカの報告＜その５＞です。
※＜その４＞はリンク先をご覧ください。
4日目（10月16日）
9時30分にホテルロビーに集合。実質最終日である本日は、スリランカ南西の最大の都市ゴールの視察です。まずは、ヘリタンスアフンガラと同様に、ジェフリー・バワ建築として有名な、ライトハウスホテルへ。アフンガラとは異なる、自然地形を利用した岸壁を抱くようなつくり、そしてホテル内の装飾を楽しみました。
その後、世界遺産でもあるゴール旧市街と要塞へ。ゴールは1600年代オランダ領時代の城塞都市です。街を囲む城壁の上にはヨーロッパからの観光客の姿が多く見られ、古い街並みには、お洒落なカフェが並びます。
ゴールまでやってきた目的は、ゴール砦外に建築予定の、新たなコンドミニアムプロジェクトの現地視察です。現場を見る前に、デベロッパーチームと待ち合わせ、ランチを取りながら意見交換を行いました。
ランチの場所は、アマンリゾートが運営するホテル、アマンガラです。このホテルでお茶を飲むこと自体、憧れのステータスとも言われる、高級ホテルです。
ゴールでのプロジェクトというのは、2014年着工予定の12階建て120戸、ゴール地区では初となるラグジュアリーコンドミニアムプロジェクトです。2016年完成予定であり、正式販売を開始していませんが、当初価格帯は1,000万～2,000万円とのこと。
スリランカでは、プレビルド期間で何割かの価格上昇が見込めますので、最初期段階での投資なら有利は有利です。当然、完工リスク他をどう考えるかという問題もありますが、縁故ルートで押さえにいくことは可能です。場所は、ゴールの高速道路を下りて、道路を直進、海岸にぶつかるまでの間にあります。車社会ですので、高速道路とのアクセスが非常に便利というところがポイントです。
その建築予定地は、現在このような状態です。
こちらの現場視察でゴール地区でのスケジュールを終え、今晩、日本への帰路につくため、空港方面に向かいます。フライトは夜中発であり、空港から15分のリゾート地、ネゴンボへ。沿道には、キングココナッツジュースの露店が数多くあります。
ネゴンボでは、空港への出発時間まで、ジェットウィンググループ（現地、ホテル・旅行・レジャーの大手グループ）が最近オープンしたホテルJへ。スリランカの飛行機の発着は、深夜便が多く、こういった半日ステイが可能な施設が求められていました。ネゴンボは、空港まで15分という好立地のリゾートですので、こういう休憩をメインにした施設は、まだまだニーズがありそうです。
ネゴンボでは、ホテルと同じジェットウィンググループが運営する、アーユルヴェーダパビリオンで、アーユルヴェーダトリートメントを体験しました。
アーユルヴェーダは、古代インド文明に発祥する伝統医療です。今回はオイルマッサージを体験しました。
こうして最終日の夕方からは、ネゴンボでゆっくりとくつろぎ、23時30分発のスリランカ航空直行便で日本へと戻りました。成田には翌日の午前中に無事到着です。
全体を通して、かなりタイトなスケジュールではありましたが、通常の観光ツアーでは体感できない、スリランカのビジネスシーン、経済成長の熱気の一端に触れることはできたと思います。また、南西リゾートの主要都市ゴールも訪れ、スリランカの観光資源の一部も視察することができました。
参加者の皆様も一様に、危険を感じない安全な国という印象を持っていただけました（余談ですが、コロンボにはカジノもあり、夜中まで飲み歩くことも可能です）。そしてスリランカを好きになっていただけたようです。
もっと、日本の方々に訪れて欲しいと現地は熱望しています。今回は「不動産を切り口にこの国を知る」、というコンセプトでしたが、経営者の方々、起業マインドをお持ちの方が訪れれば、必ず何かをやりたくなる国です。それは断言できます。本ツアーレポートが、スリランカに興味・関心をお持ちいただく一助になれば幸いです。
以上で、海外視察ツアーinスリランカの実施レポート全五回の終了です。
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