海外不動産視察ツアーinスリランカ(10月13日~17日)報告(その4)
海外不動産視察ツアーinスリランカの報告<その4>です。
※<その3>はリンク先をご覧ください。
3日目(10月15日)
10時にホテルロビーに集合し、ワールドトレードセンターの向かいにある、スリランカで最近人気の商業施設「Dutch Hospital」へ。1700年代のオランダ統治時代の病院をリノベーションした趣のある建物で、最新のショップやレストランが営業している話題の場所です。
平日の午前中ということで、人はまばらですが、休日や夜ともなれば大変な賑わいです。スリランカ政府は、国で所有している歴史的建造物のリノベーションに積極的に取り組んでおり、他にも古い競馬場をリノベーションした施設や、新たなプロジェクトが、コロンボ市内にはあります。
その後、コロンボ中心地のコンドミニアムプロジェクトの現場視察およびデベロッパーからのプレゼンテーションを受ける機会を持ちました。
工事は始まったばかりですが、物件模型はこのような形になります。
現在の工事現場の様子は、以下のとおりです。
本物件は、コロンボ市内の中心地、Slave Islandと呼ばれる、商業・ビジネスの中心地に位置します。ワールドトレードセンターのあるFort地区は、高層ビルやオフィス、政府施設が集積する「丸の内」という印象ですが、この辺りは、ホテルやオフィス、商店に加え、湖や公園などもある、「日比谷」のような感じでしょうか。実際、ワールドトレードセンターから車で10分程度です。
この地区の、湖沿いの一等地に、68階建てのストレートタワーと斜めに横たわる63階建てのスローピングタワーが一体となった、400戸以上のコンドミニアムを建築する計画が進行しており、我々が訪れた翌週からロンドンで正式販売を開始するとのことでした(訪問時は、縁故販売のみ)。価格帯は、4000万円程度から、上は1億円以上のようです。
コロンボの高層ビル化が進んでも、目の前が湖ということで開発されるリスクが小さく眺望を確保できる、ラグジュアリーコンドミニアムです。コロンボのランドマークをつくるというコンセプトで、シンガポールのマリーナベイ・サンズと同じ建築家が手掛けている案件とのことです。こういったプロジェクトが進行している国であることを再認識させられるプレゼンテーションでした。
その後、デベロッパーの方たちと、ヒルトンホテル内にある日本食レストランへ。スリランカの和食レストランは、こちらも含めて有名なお店が数店ありますが、お値段は非常に高い、という印象です。ラーメン一杯が1000円以上ですから、日本人が、円ベースで考えても「高いなあ」と思う水準ではないでしょうか。
ランチ終了後、明日の目的地である世界遺産ゴール近郊のコンドミニアムプロジェクト現場視察に向けて、コロンボを離れることとなりました。
南西リゾート地に向けて、現在スリランカ唯一の高速道路を使っての移動です。
途中には、こんなピカピカのサービスエリアがあります。
ホテルチェックイン前に、参加者の皆様からのリクエストもあり、道路沿いにある、「ウミガメの保護施設」に立ち寄りました。生まれて2日目の赤ちゃんガメです(動画で見ていただきたい!個別にリクエストをいただければお見せします)。
もう一ヵ所、ラグーンからボートに乗り、マングローブ見学も行いました。
そして、すっかり日も暮れてしまいましたが、本日の宿泊先、ヘリタンスアフンガラホテルに到着です。
観光目的でのスリランカ渡航であれば、見どころの一つとして挙げられるのは、ジェフリー・バワの建築物を観ることでしょう。ジェフリー・バワとは建築家の名前です。スリランカ人であり、スリランカの国会議事堂なども彼の手によるものですが、何といってもホテル建築で有名です。あのアマンリゾートに影響を与えた人物として語られることが多い、と言えば、伝わるでしょうか。
本日の宿泊先ホテルは、そのバワの手によるものです。また、海に向かって、水平線へとつながるインフィニティプールは、彼がこのヘリタンスアフンガラホテルにおいて、世界ではじめて考案したものです。
ディナーは、ホテル内のレストランでビュッフェを楽しみました。食後は、浜辺に机と椅子をセットしてもらい、波の音とともにスリランカの夜を満喫しました。参加者の皆様同士の親交が、より深まったことと思います。
以上で、3日目を終了しました。
4日目に続く。
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