【セミナー冒頭5分紹介】高所得者・高収益法人が注目している「小型航空機・ヘリコプター投資」の特徴とは

 

本コラムは、2025年10月22日に開催されたセミナー『高所得者・高収益法人が注目している「小型航空機・ヘリコプター投資」の特徴とは』(講師:アエル・リーシング株式会社 代表取締役・南康一氏)の冒頭5分を書き起こしたものです。

 

航空機ファイナンスにおける減価償却メリット

 

南:この章では、航空機リースというものが、大局的に、どのような航空機リースの概要に関して話をできたらなと思っています。航空機をリースすることではあるのですが、これを含めた航空機を担保として行われるファイナンスのことを、業界では「航空機ファイナンス」と呼んでいて、これは金融業界の中でも1つの大きなファイナンスの分野になっております。

使用者、エアラインは資金を調達する側としては、航空機の単価が非常に高いということもありますので、資金調達手段の確保という観点では、この航空機ファイナンスの発展というのは非常に重要であると。

一方で、資金を出す側、投資家としては、航空機の資産価値が非常に優れているという観点から、航空機を担保にしながら資産運用ができるというメリットがあります。こういった形で、航空機ファイナンスというものが1つの市場として成り立っているというところであります。

その一部が先ほど言ったように、リースという仕組みになっているんですが。航空機ファイナンスには、それ以外にもさまざまなスキームがこれまで編み出されたというか、開発をされてきたというところがあって。一般的な単純機体融資という非常に原始的なファイナンス手法以外にも、例えば日本でいうと「JOLCO/JOL」と呼ばれる日本型オペレーティングリースという仕組みが発展してきました。

これもある意味リースなんですが、リースをするときに、プロジェクトファイナンス的な要素の強いものになっておりまして。使用者っていうのはエアラインのことを指すんですが、エアラインがSPCから機体をリースします。SPCが機体を買うために投資家からエクイティをファイナンスを受けて、残りをデットで銀行からファイナンスを受けるというような仕組みになっていると。

こうすることで、投資家はこの結果として非常に大きな税務上のメリットを受けることができる、減価償却メリットを受けることができると。それに対して使用者というのは、通常であればエクイティの投資家っていうのはデットの投資家のファンディングコストよりも高くなるんですが、この場合は税メリットを得られるというインセンティブがあるため、投資家のエクイティの方がリターンが低く設計されてるんですね。

そうすると、全体でいうと、使用者は非常に競争力のあるコストで機体の調達ができるという、そういった仕組みになっています。

「EETC」は法人融資に近い?

 

アメリカの場合は、「EETC (Enhanced Equipment Trust Certificate) 」という仕組みがよく使われています。よくでもないですけども、大型のファイナンスの場合は使われていて、この場合はエアラインが一機ごとのファイナンスというよりかは、まとめてファイナンスを受けたい場合、こういった手法を使っております。法人融資に近い形なんですが、使用者はSPVから借入れをする。このSPVは機体ごとに手形を出すんですが、この時にトランシェ分けといって、優先度の高い手形と優先度低いものに分けるわけですね。

この優先度の高い手形だけを束ねて保有している信託っていうのがあって、あともう1つ、優先度の低い、劣後する手形を束ねて持っている信託と2つ作るわけですね。通常、2つから多くて3つぐらいのトランシェ分けをするんですが、これをそれぞれ信託の受益権証書を投資家が購入する形で投資家はファイナンス投資をするというような仕組みになっている。

これはどういった効果があるかというと、端的に言うと使用者からすると、先ほどのJOLCOと同じように非常に競争力のあるファンディングコストで資金調達ができるというところ。対して投資家は、とてもと言ったらいけないかもしれないですが、非常に安全性の高い形で航空機に投資をすることができるということになっています。

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冒頭5分動画

 

 

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