【セミナー冒頭5分紹介】遺言書があるのにやっぱり揉める!富裕層が今すぐ備えるべき「相続の落とし穴と対策」

| 本コラムは、2025年9月10日に開催されたセミナー『遺言書があるのにやっぱり揉める!富裕層が今すぐ備えるべき「相続の落とし穴と対策」』(講師:法律事務所Z 東京オフィスマネージャー弁護士/弁護士法人ZⅡ代表社員・溝口矢氏)の冒頭5分を書き起こしたものです。 |
「争族」が発生する理由
溝口:本日のテーマでございますが、主にポイントとしてお話し差し上げるところは、そもそも「争族」というもの、それは争う方の意味の「争族」でございますけれども。そういったものがどういった性質を持っているのかというところで、それが実際に富裕層の皆様にとって起きやすいのかどうかというところをまずご確認いただくというところ。
それから、実際に「揉めるケース」というもの、やはり弁護士の立場で見ておりますと、当然、揉めたものが話として上がってくるということになりますので。どういったケースで揉めているのかというところは、私の体験もそうですし、一般的な裁判例とかになっているようなものですとか、そういったものをベースにしながら、どういったところで揉めやすいのか。
そしてそれが、いろいろな対策をご自身でやられていても、揉めるケースとして、よくあるのが遺言書があっても揉めてしまうケースというものがありますので、そういったところを触れながら、実際にどういった対策をすればよいのかというところ。
最後に、ちょっとだけ時間が許す限りで、一個事例を持ってきて、それを検討するという形でご説明を、具体例を挙げながらご説明を差し上げたいと思います。では、早速内容の方に入らせていただきます。
まず、争う方の争族が発生する理由というところで、そもそも争う方の争族ってどういった定義というかイメージなのかというところでございますけれども。最初の文章に書いております相続について、相続人、相続財産を受け取る方ということですね。
これは相続人、いわゆる財産を受け取る方もそうですし、周りの御親族を受け取らない御親族の方も含めて、相続に関して揉めてしまって争っている状態のことを、法律の用語ではないですけれども、この争族というのは一般に争いが生じている相続のことをこういった表記で表しております。
今申し上げたように、財産を受け取る方ではなくても、いろいろと感情的なところで揉めてしまうことがあるのですが、この争いが生じるポイントというのがたくさんございます。例としていくつか挙げておりますけど、まずそもそもの財産のところで、例えば財産があるなしで揉めるということがあります。
争いが生じる3つのポイント
例えば、お亡くなりになった方と同居されていた相続人の方、お子様とかがいらっしゃったとして、別に家をお出になってご結婚されてとか、さまざまな事情で別のお子様が家を出てるといったときに、同居していた方で財産の把握の度合いが結構しっかりされているはずだと。
だけど、あるはずの財産がないとかいうところで「いや、本当にないんだ」と同居していた方が言ったりとか、同居してない別居している側のお子さんが、「いや、あるだろう」と言ったりして、財産のあるなしみたいなところで、これを隠し財産というかどうかは別として、そういったもので相続の財産があるなしで揉めるということが一つ。
それから、実際にある財産については争いがないけれども、その財産の評価、金額について争いが生じる場合がございます。例えば、一番多いのが不動産でございまして、不動産の評価の仕方、大きく時価で評価する本当に売り値で評価する場合と、固定資産税評価額で評価する場合、あと路線価といって不動産の価値を6割ぐらいで、実際の時価6割ぐらいと言われてますけれども、それぐらいで出す方法とありまして。
そういった評価の仕方によって、当然それぞれの受け取れる金額とか財産の構成によって、どっちの指標にした方が得かというのが相続人によって変わってまいりますので、そういったところの評価額で争いが生じるといったところ。
あるいは財産の分け方ですね。ここでは「不動産を売ってしまおう」という話がありますけれども、例えば、ずっと先祖代々大事にされてきた不動産があるといったところで、それが例えば唯一の財産だった場合、売らないとお金ができない。
不動産1個しかないので、共有になってしまうとみんな使いづらいので、誰かに不動産を集約したいけれども、そうすると、不動産を受け取れない方というのは、持ち分をお金でもらうというふうになります。しかし、相続財産にお金はあまりないといった場合に、分ける方法がなくて、相続人の方がお金で払えないとなると「結局売るしかないんじゃないか」「いや、でもこれは大事な不動産だから売れない」といったところで争いが生じたりとか、他にもいろいろございますけれども、そういった形で分け方で問題が出ます。
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冒頭5分動画
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