【海外活用】スリランカ大統領選で示された政治的安定性

今月初めに行われ、現職大統領が敗れたスリランカの大統領選挙。一般的に発展途上国においては、政権交代は簡単には進まず、時には武力衝突さえも起こるものですが、今回の選挙では早々に、現職大統領が敗北を認め、政権交代を進めていくことを宣言しました。この点に関し、大手信用格付け機関のフィッチ(Fitch Ratings)は、「スリランカの選挙は政治的な安定へのポジティブなサイン(原題:Sri Lanka Election Positive Sign for Political Stability)」というレポートを出し、平和裡に大統領が交代したことは、スリランカの政治的安定性のアピールとなり、海外からの投資の増加に繋がると分析しています。



○政治的な安定性が海外からの投資を呼ぶ



今年1月8日に行われたスリランカの大統領選挙で、現職大統領を破った対立候補のマイトリパラ・シリセナ氏への平和的な権力の移譲は、政治的安定にとってのポジティブなサインであると、フィッチは評価しています。従来、統治能力の低さがスリランカの弱みとされ、それが「BB-」という格付けにも現れてきましたが、今回のスムーズな権力の移行で、



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