【セミナー冒頭5分紹介】税負担も軽減!富裕層だからできる気軽な「海外プチ移住」の進め方

 

本コラムは、2024年9月10日に開催されたセミナー『税負担も軽減!富裕層だからできる気軽な「海外プチ移住」の進め方』(講師:OWL Investments 代表取締役 弁護士・小峰孝史氏)の冒頭5分を書き起こしたものです。

 

海外移住のハードルは低い?

 

小峰:「意外にハードルが低いよ」というようなお話からしていきたいと思います。だいたい、よく聞かれることっていうのはこんな感じなんですね。

「長期ビザって簡単に取れるの?」「日本でもビジネスがあるんだけど」「治安は?」「食事、日本に普通に売ってる商品買えるの?」とか、住宅、病院、教育環境というような感じで聞かれることがありますので、この辺の話をしていきたいと思います。

この中で、教育環境という部分だけは、第3部のほうで分けてお話しいたします。

長期ビザのお話からしていきたいと思います。ビザって言うと、普通、観光旅行で行く時とかってわざわざビザ取らないですよね。ただ、税金面のメリットを享受しようっていうとやっぱり長期ビザ取らなきゃいけないんですよ。いわゆる、非居住者性というところですね。非居住者性については後ほどお話しするのですが、「長期ビザどうやって取るの?」っていうところをここで簡単に話させてください。

基本はですね、その国の企業に雇用される、あるいは自分で会社を作って投資家、従業員としてビザを取るよっていうのが原則になってきます。その他、国によっては例外的に、居住権を購入できる国があったり、投資によって居住権を取得できる国があったり、あるいはデジタルノマドビザと、よくわからないビザが最近は流行ってきたりしています。

まず、雇用もしくは企業に関するビザなんですけれども、ここに4ケ国・地域ほど並べてみました。日本人の富裕層さんの海外移住先として人気のシンガポールがあります。Employment Passっていうものの取得が可能なんですけれども、最近結構厳しいんですね。

特に、一定金額の給与、月100万円もらっているような場合じゃないとまずいということです。この月100万円って、シンガポール法人からもらうシンガポールでの給与ですからね、結構厳しいよということです。

香港の場合も、元々厳しいんですけれども、最近はシンガポールと比べると、ずいぶん楽なんじゃないのっていうか、シンガポールがどんどん厳しくなってるから、香港はそんなにむしろ厳しくないぐらいの感覚になってきています。

あとイギリス、アメリカと載せましたけど、この辺結構楽ではないよっていうようなことで、参考までに書いた感じです。

フィリピン、タイ…居住権を購入できる国

 

次ですね、居住権を購入できる国ってのがあるんですね。近場のフィリピン、タイあたりがそうなんです。フィリピンの場合、永住ビザを買えるよっていうのがあったりします。タイの場合は、90万バーツ(約360万円)で買えるタイエリートっていうのが有名だったりします。

あと、マレーシアです。居住権を購入できる国っていうところに書くのがいいのかどうか悩んだんですけれども、MM2H(My Malaysia Second Home)という有名なビザがございます。

昔は、マレーシア移住者がだいたいこのMM2H使ってるイメージだったんですけれども、2021年の改正、さらに今年の6月の改正でかなり厳しくなったんですね。

とりあえず、定期預金15万米ドル(約2250万円)以上入れてなくちゃいけない。さらに、マレーシア国内で60万リンギット(約2000万円)以上の不動産を買ってなきゃいけないって言うんですよ。

おそらく、マレーシアは今、コンドミニアムがかなり余ってるんですね。今、結構空きが多いという印象を私は持っています。さらに、空きがすでに多いのに、さらにどんどんどんどん作ってるんですよ。クアラルンプールに行くと、ほんと工事中だらけなんですよ。

だから、今2000万円でコンドミニアムを買っても、売れないんじゃないかっていう感じがしています。なので、このMM2Hは今年の6月開始されたんですけど、さっぱり人気がないようですね。

続きは『カメハメハ倶楽部』で

 

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冒頭5分動画

 

 

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