<実施レポート>海外投資視察ツアー in 香港(その2)

~2013年6月19日(水)~22日(土)実施

カメハメハ倶楽部主催の海外イベント「海外投資視察ツアーin香港」の実施レポート<その2>です。
※<その1><その3>はリンク先をご覧ください。

 

 2日目(6月20日)

 

9:00、ホテル日航香港のロビー集合。前夜のウェルカムセミナーで説明のあった不動産投資物件「ビレッジハウス」を訪問。香港の不動産といえば林立する高層マンションのイメージが強いですが、ビレッジハウスは、やや郊外に点在する戸建て物件です。数億円という価格も珍しくない都市部の物件に比べれば、多少なりとも安価といえるため、近年は現地の香港人や中国本土の人々の間で大きな人気を集めているそうです。

 

訪れたのは、香港の中心部から車で1時間ほどの場所にある新築物件ですが、写真の3階建て(左側半分だけ)で1000万香港ドル(約1億3000万円)とのこと。各フロア60㎡ほどあるとはいえ、立地は山の上であり、日本人でこれを「安い」と感じる人は少ないのではないでしょうか。香港の不動産価格が高騰しているのは有名ですが、それを改めて実感する視察となりました。

 

香港ツアー写真08

 

その後は、ビレッジハウスをもう1件視察。こちらは香港では珍しく庭付き物件で、幹線沿いに立地していることもあり、さらに高額の値が付いていました。都市部から大きく離れていることを考えると、本当に「高い」という印象です。

 

香港ツアー写真09

 

香港ツアー写真10

 

 

昼食は、香港マリン・リゾートの中心地で、多数のクルーザーやヨットが停泊する西貢(サイクン)に移動。名物の海鮮料理を楽しんでいただきました。

 

香港ツアー写真11

 

香港ツアー写真12

 

 

昼食後は、香港随一の金融街・セントラルへ。株式市場が終了となった15:00過ぎ、ケイマン島のヘッジファンド「Viva Asset Management」の香港オフィスを訪問。ヘッジファンドマネージャーを務めるトーマス・ラム氏より、相場解説を行っていただきました。現役のファンドマネジャーは今後のマーケット動向をどう見ているのか、様々なデータをもとに丁寧に解説していただくことができました。

 

日本市場については、やはり国債価格と長期金利の動向に相当の注意を払っており、上げ局面でも下げ局面でも利益を狙うヘッジファンドとしては、今後多くの「稼ぎどころ」が訪れると見ているようです。

 

現役ヘッジファンドマネジャーのトーマス氏

現役ヘッジファンドマネジャーのトーマス氏

 

後半には参加者の方々からも多数の質問があり、その一つひとつに現役ヘッジファンドマネージャーならではのユニークな回答をいただくことができました。

 

次に向かったのは、香港の有力証券会社である國泰君安証券。香港金融街を見下ろす高層オフィスで対応してくれたのは、シニア・セールスマネージャーのエイドリアン氏。中国株式市場の概況、今後の中国経済をどう見ているかを説明いただいた後、同証券会社で人気を博す3種類のファンドについて、投資対象や仕組み、人気の秘訣などを解説していただきました。ここでも参加者の方々からはさまざまな質問が飛び、減速が指摘される中国経済の行方について、意見を交わし合う好機となりました。

 

香港ツアー写真14

 

シニア・セールスマネージャーのエイドリアン氏。

シニア・セールスマネージャーのエイドリアン氏。

 

この日の夕食会場は、セントラルの有名料理店・鏞記酒家。名物のガチョウのローストに舌鼓を打った後、セントラルのある香港島と、ホテル日航香港のあるチムサーチョイ側を海路で結ぶ「スターフェリー」に乗船。香港らしい夜景を楽しみながらホテルに戻り、2日目終了となりました。

 

香港視察ツアー16

 

スターフェリーから見た香港の夜景

スターフェリーから見た香港の夜景

 

 

3日目~4日目に続く(1日目はこちら)。