【生命保険コラム】積立保険でも30年目で165%の運用力

2015年8月6日

 

【連載コラム】生命保険は「運用力が意外に高い」(第5回)

 

insurance087「預金並みに安全」で「大きな運用益」が期待でき、「税金面でも有利になる」資産運用があるとしたら、どうでしょうか。

日本には、たったひとつだけ、そんな優れたバランスを持つ「負けない」資産運用の方法があるのです。それが、生命保険を活用した資産運用です。

万が一に備えて利用している人が圧倒的に多い生命保険も、実は全く違う目的で活用できるものが数多くあります。一部では積極的に利用されているにもかかわらず、そのことを知っている人は少ないのです。

この連載では、そうした一部の勝ち組だけが知っている理由を紐解いていきます。

今回は、生命保険が資産運用に最強である理由のひとつ、忘れてはいけない「積立保険」の魅力について考えます。

第4回『要注意!「運用コスト」と「途中解約」』はコチラから
※本連載は2015年1月刊行『生命保険で実現する最強の資産運用』(幻冬舎メディアコンサルティング刊)からの抜粋です。


ここまで紹介してきた保険は、基本的に契約時(投資開始時)に一括で投資額を支払うタイプでした。

 

しかし、年齢が比較的若い人、もしくは一括で支払う現金がないという人が生命保険での資産運用ができないかというと、そうではありません。教育資金、老後資金など、これからコツコツ積立をしたい人は多いと思います。

 

富裕層の場合も、自身の積立ということだけではなく、子どもや孫のための積立としてしっかり活用しています。ここでは、毎月または毎年などコツコツ保険料を支払うタイプでも、資産運用に十分に利用できる生命保険を紹介します。

 

図表1は、米ドル建ての養老保険、豪ドル建ての積立保険の定額タイプのイメージです。

 

図1

 

【図表1 基本情報】契約者 30歳女性 保険料月々約10万
①:米ドル建て・養老保険(定額タイプ)30年間支払い
②:豪ドル建て・積立保険(定額タイプ)10年間支払い

 

まず、①の米ドル建ての養老保険では、毎月10万円を30年間(60歳まで)支払っていきます。当初10年は投資元本を上回り始めるのが厳しいですが、30年目(30歳女性が60歳になるとき)には、155.5%までふえています。約1.55倍です。保険料の支払時や出口の円転時に為替リスクは伴いますが、老後資金の準備として非常に有効であることがわかります。この手の商品は、積立利率が毎月変動するタイプが多く、このイメージ図は年4%の利率で推移した場合です。

 

また、②の豪ドル建ての積立保険については、毎月10万円を10年間支払っていきます。10年目で103%の戻り率をつけますが、30年目(30歳女性が60歳になるとき)には、165%までふえています。約1.65倍です。米ドルと同じで、保険料の支払時や出口の円転時に為替リスクは伴いますが、非常に高いパフォーマンスを享受できます。

 

積立型の保険には、円建ての変額タイプの商品もあります。図表2を見てください。

 

図2

 


【図表2基本情報】契約者 30歳女性 保険料月々10万円
③-1:円建て・養老保険(変額タイプ)30年後満期 年3.5%で運用
③-2:円建て・養老保険(変額タイプ)30年後満期 年5%で運用
④-1:円建て・養老保険(変額タイプ)10年後満期 年3.5%で運用
④-2:円建て・養老保険(変額タイプ)10年後満期 年5%で運用

 

③-1では、年3.5%の運用実績を示しています。30年後には約132%にまでふえています。外貨建てほど戻り率は高くありませんが、為替リスクがなく、円ベースで確実に受け取れる形になります。

 

③-2では、年5%の運用実績を示しています。30年後には約172%にまでふえています。投資先のファンドでしっかり運用できれば、外貨建ての商品よりもふやすことができるということになります。

 

④-1では、年3.5%の運用実績を示しています。10 年後には約105%にまでふえています。④-2では、年5%の運用実績を示しています。10年後には約114%にまでふえています。投資先のファンドでしっかり運用できれば、外貨建ての商品だけでなく、海外の保険に近いもしくは勝る運用成果をあげることもできます。

 

一般的には、教育資金だと「学資保険」のイメージがあると思いますが、教育資金だからといって学資保険が最良の選択肢とはいえません。学資保険以外にも、しっかり積立できる保険商品はたくさんあります。付き合いのある保険営業担当者に学資保険ばかり提案されるのであれば、疑ったほうがいいかもしれません。最良な提案をしていない可能性があります。

 

また、外貨建て商品を一方的に押し付けてくるケースも要注意です。昨今はインターネットサイトなどで一方的に学資保険をすすめたり、一方的に外貨商品をすすめたりするケースも多数見受けられ、トラブルも増えています。積立型保険を検討する際には、十分に注意したいところです。

 

次回は「積立保険」商品の魅力についてさらに見ていきましょう。

 

この記事はお役に立ちましたか? 幻冬舎総合財産コンサルティングが運営する無料会員組織「カメハメハ倶楽部」に登録すれば、最新の関連情報やセミナー/イベントの開催情報などをいち早くお受け取りいただけます。無料会員登録は、登録フォームからどうぞ。