【立読み/減価償却】耐用年数よりも使用年数が長い資産が狙い目
本コラムは、2014年4月に刊行いたしました黄金律新書『スゴい「減価償却」』(杉本俊伸+GTAC著 幻冬舎メディアコンサルティング)の立ち読み記事(vol.6)です。全文は書籍をご覧ください。
減価償却資産の耐用年数は画一的に定められていると前述しましたが、その期間と実際に資産が使われる期間には、ギャップがあることがあります。
減価償却資産の使用期間(投資回収期間とも考えられる)としての法定耐用年数は、減価償却資産の物理的減価や機能的減価等を考慮して決められていると考えられます。
他方、減価償却資産の実際の使用年数は、法定耐用年数より長い場合もあれば短い場合もあります。減価償却資産の使い方や保守・修繕の程度、陳腐化の程度等により実際の使用年数は変わってくるからです。
例えば、パソコンは法定耐用年数4年ですが、皆さんは同じマシンを4年間使い続けるでしょうか。会社や人によると思いますが、IT機器は3年もすればシステムやソフトウェアが陳腐化してしまうことも、ままあります。特にIT系の企業などでは、ビジネス上、常に最新のマシンに対応しなければならないので、実際に一つのマシンを使用する年数は、もっと短いかもしれません。
また、法定耐用年数より実際の使用期間が長いものもあります。飛行機は最も長い法定耐用年数が10年ですが、実際の使用可能年数(経済的耐用年数)は30~40年といわれています。
(以下、略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
続きは、書籍『スゴい「減価償却」』(杉本俊伸+GTAC著 幻冬舎メディアコンサルティング)でお読みいただけます。
この記事はお役に立ちましたか? 幻冬舎総合財産コンサルティングが運営する無料会員組織「カメハメハ倶楽部」に登録すれば、最新の関連情報やセミナー/イベントの開催情報などをいち早くお受け取りいただけます。無料会員登録は、登録フォームからどうぞ。