【海外活用】スリランカを巡る日・中・印の駆引き

習近平国家主席は9月、28年ぶりに中国の国家主席としてスリランカを訪問しました。中国は海上交通路の確保を積極的に進めており、「真珠の首飾り戦略」とも呼ばれています。世界で最も通行量の多い国際航路の中間に存在するスリランカ。今後中国との関係はどうなっていくのでしょうか。これに関し、アメリカのインターネットニュースサイト『Business Insider』(http://www.businessinsider.com/)において、興味深い記事がございましたのでご紹介いたします。



●スリランカは海上交通の要所。

 中国・日本・インドの競争が繰り広げられている



「中国は14億ドルの港湾都市の建設に着手する(原題:China’s About To Launch Construction Of A New $1.4 Billion Port City)」と題するコラムによると、習国家主席は訪問中、中国所有のコンテナ・ターミナル(南アジア唯一のメガ・ポート)の隣に、中国が支援する14億ドルの港湾都市の建設を立ち上げるとのことです。またラージャパクサ大統領と会談を行い、「両国と国民により多くの利益をもたらす海上シルクロードの刷新を進めるため、海事、ビジネス、インフラ、防衛、観光等の分野で、中国とスリランカは交流と協力を推進する必要がある。」と述べたと紹介されています。また、中国はいまやインドを抜いてスリランカへの最大の投資国であり、内政不干渉を口実に、他国からのスリランカへの影響力を排除しようとしているとされます。



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