【セミナー冒頭5分紹介】「個人×法人」の二刀流で最強の節税対策「マイクロ法人」のつくり方、つかい方

「マイクロ法人」の目的とは？

黒瀧：ぜひ皆さん、普段の日常で、もし今所得が高い状況で、法人の活用することで税金がちょっとでも下がるヒントになったりとか、社会保険がちょっとでも下がるヒントになったらいいなと思ってお届けしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

マイクロ法人っていうものなんですけども、別に私たちがオリジナルで作った言葉ではないんですが、書籍の中で、実はヒントになるものがあります。『貧乏はお金持ち』という不思議なタイトルではあるんですけども、この中で取り上げられているのは「利益を減らして税金を減らす」っていう方法論が書かれています。

ここにマイクロ法人の由来があるんですけども、利益を減らすといっても、ただ売り上げを減らすとかそういう意味じゃなくて、利益を分散させるとかそういったところにきております。

今日は、分散のさせ方ですとか、そこの注意点だったり、もう実際にこれに取り組まれてるお客様の体験、そこをサポートさせていただいてて、色々いいところもあれば困るところもあったりするので、それについても少しご案内していきたいなと思います。

「マイクロ法人ってなに？」というところなんですが、法人ってどんどんどんどん成長していくことを皆さんイメージされるかと思うんですが、基本的には規模の拡大っていうのはまず目的として皆さんしていないです。

売上を伸ばす、利益を伸ばす、もちろん皆さんが今やっていることの延長線上で自然的に伸びていくこと自体は別に否定はしてないんですが、意図的に広告ガッツリ打って売上をもっと取ろうとか、そういったふうなところまで考えてないです。

現状の皆さんのやってらっしゃる副業ですとか副収入のところを維持する、税金を減らして手取りをいかに多くするかっていう流れの中で、法人を活用するっていう考え方であります。

2つ目が個人事業と法人っていうところで、法人の掛け持ちをするってことです。なので、個人事業主と法人ということで、ダブルワークとしてもいいんですが、税金計算のところでもダブルで考えていきましょうというものになっています。やり方次第では、結果的に社会保険料と税金を抑えることもできるというものになってます。そこをもう少し踏み込んでいこうと思います。

「マイクロ法人」の節税効果

本当にイメージなんですけど、マイクロ法人は規模の拡大を狙っているものではありません。人を雇って、毎日事務作業をして、そこで売上を上げていくというのは今までの通常の会社です。

一方で、マイクロ法人は、皆さん基本的にはお一人でやっています。会社を自分で作って、一人社長ってやつですよね。カタカタカタカタ日中やってたりですとか、お勤めの方は夜お家に戻ってきてからカタカタやったりとか、お休みの日に何かしらカタカタやって売り上げを作って収入を作っていくってことをやっています。せいぜい奥様を役員にしてとか、ご家族、娘さん、息子さんとかを役員にして、彼らにお給料を渡すとかそういったこともやってたりします。

皆さんが何でマイクロ法人に興味を持っていただいて、取り組まれてる方々が徐々に増えてきてるかってところです。個人事業のみ、もしくは会社員の方のみっていう発想でも結構です。個人事業の方のみですと、社会保険料と税金は国保だったり所得税ってことで毎年計算されていくんですけども、法人を一緒に並列させることによって、社会保険料を小さくすることができることもあり得ます。

個人事業ってことで、自分一人だけの所得計算をさせるんじゃなくて、法人に所得を付け替えることで、トータル的な税金を下げる効果もあり得ます。なので、今よりも社保とか税金を少しでも下げる余地があるものになっています。

マイクロ法人のメリットは、ちょっと繰り返しになるんですけども、社会保険料を節税できる可能性があります。結果的には、所得税と住民税も節税できる可能性があります。

あと、お客様とお付き合いしていく中でわかってきたことなんですけども、皆さんのご自宅とか自分で賃貸とか借りて住んでる方とかがいれば使えるんですが、皆さんが今お住まいのお部屋を経費にすることもできます。

もちろん、個人事業主でやってらっしゃる方々が自宅兼オフィスっていうのであれば、自分の自宅分の家賃を一部経費に入れてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。より経費性がちゃんと持てるもの、もしくはより節税効果がちゃんと確保できるものとして、役員社宅という制度を、法人を活用することによって入れることもできたりします。

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